新「場外馬券売り場」が完成・・・名古屋競馬跡地再開発計画 2024年6月
地下鉄あおなみ線「港北駅」(旧名古屋競馬場前駅)の西側。2022年4月に移転により閉鎖となった旧名古屋競馬場跡地の再開発計画。敷地の南東地区で新「場外馬券売り場」が整備されるほか、中部電力を代表とする企業グループ中心となり複合商業施設やマンションを建設するほか、高校(誉高校)を誘致する再開発事業です。
前回投稿から4か月半が経過しました。現在の現地の様子です。
名古屋競馬場跡地再開発の前回投稿はこちら
敷地の南東では新たに建設されていた「サンアール名古屋(JーPLACE名古屋)がこの4月にオープンし、連日、多くの競馬ファンが訪れています。
新「場外馬券売り場」がオープンしたことを受け、競馬場移転後も場外馬券売り場として活用されてきた一部建物の周囲には足場が設置され、パネルの取り付けも始まりました。再開発に向け最後に残された建物の解体も始まるようです。
再開発計画は当初2026年のアジア大会開催時に”選手村”として使用されることを前提に再開発計画が進められてきましたが、物価の上昇などによる建築費の高騰を受け、去年(2023年)3月、愛知県などは選手村として整備することを断念しています。選手村建設の断念がその後の再開発計画に影響があるのかどうか明らかになっていませんが、現場では再開発に向けた工事が進められていることは間違いなさそうです。
今後の推移を見守り続けたいと思います。