既存建物が次々と・・・「千種ビル群」解体工事 2024年1月
地下鉄東山線とJR中央線が交わる「千種駅」。名古屋の”副都心”として大きく発展してきました。その千種駅の北側で、1979年から1991年にかけて住友生命が建設した”千種ビル群”が役目を終え、現在、ビル群の解体工事が進んでいます。前回投稿から4ヶ月が経過しました。工事は順調に進んでいるようです。
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「千種ビル」、「千種第2ビル」「千種第3ビル」「千種ニュータワービル」の4棟で構成されていた千種ビル群。「千種ニュータワービル」以外の3棟の解体がほぼ終わっているようです。
敷地北側の路地からの写真です。第1~第3のビルの解体はほぼ終わっているものの「千種第3ビル」の骨組みの一部のみ”残骸”が残されています。
ただ一つ残された「千種ニュータワービル」は未だ”手つかず”のようです。ビル内にまだテナントが残されているとの情報もありますが、いずれにしてもビルはひっそりとしていて、こちらのビルも解体が始まるのは時間の問題です。
ビル群は住友生命により建設されたものですが、すでに所有者は積水ハウスに移っていて解体工事も積水ハウスが手掛けています。建通新聞によりますと、跡地で積水ハウスが分譲マンションや商業施設など少なくとも2棟以上の建物を建設する予定だということです。現在のところまで詳細な計画は明らかにされていませんが、投資規模から類推するにかなり大規模な再開発が進められるのはほぼ間違いないと思います。今後、引き続き注視していきたいと思います。
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