来たるべき再開発に向け着々と・・・旧「JOYJOY栄錦通店」の解体完了・・・2024年1月
中区錦三丁目。興和グループが旧丸栄跡地との一体開発の構想を打ち出している「栄町ビル」(旧国際ホテル)の解体工事。前回投稿こら3ヶ月。依然、建物全体をクレーム色のパネルが覆っていて、変化を伺い知ることができめせんが、解体工事は順調に進んでいるものと思われます。
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栄町ビル自体の変化を伺い知ることはできませんてしたが、同じブロックで同時並行で進められていた旧JOYJOY栄錦通店が入っていたビルの解体工事はほぼ終わったようです。
かつてあった赤色の建物が跡形もなくなくなっています。
興和グループでは総事業費2000億円をかけ、広小路通りを挟んだ丸栄跡地(「MARUEI Galleria(マルエイガレリア)」)とともに一体開発をする構想を打ち出していますが、一部で用地買収が難航していることが伝えられています。計画が暗礁に乗り上げているようにもみえますが、今できることを着実に進めているといったところでしょうか?
反対側の広小路通りからブロックを撮影した写真です。左側手前の解体中の建物が「栄町ビル」(1964年竣工)。右奥のビルが同じく興和グループが所有する「ニューサカエビル」(1974年竣工)です。「ニューサカエビル」は現在も営業を続けています。2つのビルに挟まれる形で安藤証券の本店ビルがあります。ブロック内で興和グループ以外の地権者はおそらくこの安藤証券だけとみられますので、安藤証券との交渉が難航していると思われます。ひょっとしたら交渉の入り口で感情的なもつれがあったかもしれませんが、経済合理性を考えた場合、興和だけでなく安藤証券にとっても交渉を前に進めたほうがいいのは間違いないと思われます。事業が前に進めば間違いなく栄地区最大級の再開発計画です。今年中になんとか解決の糸口がみつかることを願うばかりです。
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