鉄道高架化に駅前再開発・・・大きく変わった「名鉄布袋駅」 2023年7月
名古屋駅から急行で20分。名鉄犬山線の「布袋駅」では2009年から長く鉄道の高架化と、それに伴う駅前再開発工事が続けられてきましたが、このほどようやくすべての工事が完了したようです。
高架化工事自体が完成し供用が開始されたのは2020年5月末。駅舎もレトロな木造のものから近代的なものに生まれ変わりました。
名鉄布袋駅高架化工事についてはこちら
駅前にはロータリーが整備されました。乗降客は一日平均7,329人(2021年度)。江南駅とは違い江南市の中心部からはやや離れたところにある駅であることもあり、現状、駅前の人通りはまばらです。ただ駅舎の完成で今後、大きく変貌する可能性がありそうです。
駅前には”布袋様”の像も造られました。連日の猛暑で”布袋様”も大変そうです。
反対側(駅の東側)には、「toko+toko=labo(トコトコラボ)」(江南市布袋駅東複合公共施設)という複合施設がオープンしました。
江南市が主導して建設された複合施設で、図書館や保健センター、子育て支援センターなど市の施設が入っているほか、食品スーパー(マックスバリュー)や100円ショップ(watts)などの民間店舗もテナントとして入っています。
生まれ変わった布袋駅・・・。現在はまだ”人影はまばら”といった感じの駅周辺ですが、名駅まで20分という立地はかなりポテンシャルがあります。今回の再開発を契機に、今後、駅前が大きく変わる可能性は高そうです。