躯体がぐんぐん・・・「（仮称）名古屋第2三交ビル」建設状況 2023年3月
桜通りと一本北側にはいった中村区名駅3丁目。地下鉄桜通線の「名古屋駅」と「国際センタービル駅」のちょうど中間点のあたりで三重交通グループが開発を進めている再開発ビル「（仮称）名古屋第2三交ビル」。前回投稿から一ヶ月あまり。現在躯体工事の真っ盛りです。
「（仮称）名古屋第２三交ビル」建設工事の前回投稿はこちら
前回投稿時にはようやく一部で躯体が上に伸びてきたところといった感じでしたが、今回撮影時、一気に躯体が4階のあたりまで伸びてきているのを確認できます。
「(仮称)名古屋第2三交ビル」は地上14階、地下2階。高さ59.95メートル。1階が商業フロア、2階〜14階にオフィステナントが入るオフィス中心の複合ビルです。
すぐ南に同じ三重交通グループが開発し2020年春に竣工した「名古屋三交ビル」があります。
「名古屋三交ビル」は地上16階、地下1階高さ73.85メートル。今回、建設が進んでいる「(仮称)第2名古屋三交ビル」は、この「名古屋三交ビル」より一回り小さくなりますが、総事業費は96億円と「名古屋三交ビル」の2倍近くにまで膨れ上がっています(名古屋三交ビルの総事業費は50億円)。
第2名古屋三交ビルは、グループが所有していた立体駐車場だけでなく、隣の結婚式場(クレール)の用地を買収したことによる用地買収費用が含まれていると思われますが、いずれにしても同グループにとっては、この「第2名古屋三交ビル」のほうが投資額の大きい建物になるようです。
竣工は2024年1月末。開業は同年春の予定です。しばらくは躯体がぐんぐん伸びる様子が観察できそうです。
「(仮称)第2名古屋三交ビル」のその後についてはこちら