後は駅舎を残すのみ・・・名鉄「神宮前駅西ビル」解体状況 2023年1月
熱田神宮の玄関駅となる名鉄「神宮前駅」。再開発を控え、神宮前駅の西ビルの解体工事が進んでいます。
前回投稿から3ヶ月が経ちました。駅ビルの解体はほぼ終わり、広大な更地が広がっています。写真奥の”森”が熱田神宮です。三種の神器の一つ”草薙の剣”が祀られていて、年間700万人の参拝客が訪れる由緒のある神社です。
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建物の解体はほぼ終わりましたが、駅舎部分のみ現在も残されています。
今後は駅の機能を保ったまま、同時平行で建物の解体作業が続けられることになると思われます。専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、かなりの難工事になるのではないでしょうか?
解体工事は5月末に終了予定のようです。
跡地についての詳細な情報はありませんが、名鉄は”おとなの行きたいまち”をコンセプトにした施設を建てる計画を打ち出しています。
気になるのは解体現場のさらに南。名鉄協商が運営する自走式の立体駐車場です。現状、動きはありませんが、こちらの建物も老朽化しています。勝手な想像ですが、再開発の際はこちらとの一体開発になるのかもしれません。
「神宮前駅」の乗降客数は33,766(人/日 2019年)。275駅にのぼる名鉄の駅の中では11番目の乗降客を誇る基幹駅の一つです。ただ、熱田神宮の玄関口であることに加え、金山総合駅からも一区画という立地を考えるとまだまだそのポテンシャルを活かし切っているとは言い難いのが現状です。再開発で駅周辺が大きく活気づくことを期待したいです。
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