いよいよ解体開始か!?「栄町ビル」(旧国際ホテル) 2022年12月

いよいよ解体開始か!?「栄町ビル」(旧国際ホテル) 2022年12月

栄の中心地。一昨年(2020年)に閉店した国際ホテルが入っていた栄町ビルにようやく動きが出てきました。

12月24日 撮影

建物の周囲に仮囲いが設置されはじめました。国際ビル閉店後も一部テナントとの折り合いがつかず、昨年(2021年)10月末まで、テナントの撤退が完了していなかったのに加えテナント撤退後も大きな動きはなくひっそりとしていましたが、建物の周囲には足場も設置されはじめていて、ようやく解体が始まるようです。

「栄町ビル」の前回投稿はこちら

1964年竣工の大型ビル。築58年経過していて、かなり老朽化していました。ビルは2003年に百貨店の丸栄が買収。その丸栄は2010年に興和グループの傘下となりました。

興和はこの栄町ビルのブロックと現在は「Maruei Galleria(マルエイガレリア)」として暫定利用されている丸栄跡地の土地を含めて一体開発する構想を明らかにしていて、今回の栄ビルの解体着手は一体開発の流れの一貫です。

敷地を錦通りから撮影して写真です。手前の赤い雑居ビルは、以前、カラオケJOYJOYが入居していましたが今年(2022年)はじめに、すぐ近くで興和が新しく建設したビルに移転しました。こちらも近々、一体開発へ向けて解体されると思われます。

「カラオケJOYJOY栄錦通店」の移転についてはこちら

写真左側が栄町ビル。間に安藤証券本店ビルを挟んで、写真手前側(右側)に1973年竣工のニューサカエビルがあります。ニューサカエビルはまだテナントが入っていて稼働しています。

今回の一体開発は、当初2027年の完成を目処に進められていましたが、周辺の地権者との用地買収交渉が難航していて計画が後ろ倒しとなることが明らかにされています。栄地区は古くから市内の中心部であったことから、名駅地区と異なり小規模な権利関係が複雑に入り組んでおり、大規模開発の妨げとなっているという指摘もあります。

名駅に比べて”カオス”ともなっていることが、栄の魅力の一つとも言えますが、こうした事情などにより、地盤沈下が進み名駅地区の後塵を拝していてしまった事実も否めません。一体開発に向けては、まだ、様々な障壁がまだ残されているかと思いますが、実現すればおそらく”栄地区最大”の大規模開発になります。”栄地区復権”のためにも、関係者の調整が前進していくことを願うばかりです。

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