地元中堅海運会社・・・「愛知海運」新本社が完成 2022年11月
港区浜2丁目。名古屋港ガーデンふ頭から江川線をやや北に入ったところで建設がされていた地元海運会社「愛知海運」の新本社。当ブログでは今年(2022年)1月に取り上げて以来、間が空いてしまっていましたが、無事建物が完成しました。
地上6階建て。今年(2022年)、創業80周年を迎えるのを合わせて建設された新社屋です。
投資額は70億円に上るということです。金額の大きさから想像するに投資額には建物の建設費用だけでなく、建設用地の取得費用も含まれているのではないかと思われます。
「愛知海運」新本社建設工事の前回投稿はこちら
旧本社は地上4階建て。敷地面積も新本社に比べてかなりこじんまりとしています。愛知海運の2021年度の売上高は173.6億円。一般的に10年会社が存続する可能性は30%弱で、50年以上会社が存続するのは奇跡に近いといわれる中で、80年間会社が続いたというのは単純に凄いことです。会社ホームページによりますと、純資産も順調に増加していて、2021年度現在で96億7,900万円に上っているようです。グレードアップした新社屋はそのまま会社の成長を象徴していると言えそうです。
旧社屋の跡地と取り敢えず駐車場になりました。新社屋を建てたばかりで、さすがに余力がある状況ではないかもしれませんが、新社屋への移転を機にさらに飛躍していただき、近い将来こちらの再開発がされることも期待したいです。