工事は順調・・・「神宮前駅西ビル」解体工事2022年9月
熱田神宮の玄関駅として一日28,030人(2021年度)の乗降客を誇る名鉄「神宮前駅」。熱田神宮の周囲にはJR熱田駅(6,093人/一日)や、地下鉄名城線の「神宮西駅」(9,016人/一日)がありますが、周辺では圧倒的に利用客が多い地域の拠点駅です。その拠点駅の駅ビル「神宮前駅西口ビル」が現在、老朽化による解体工事が進んでいます。
ビルの竣工は1983年。築39年の建物です。前回投稿から5ヶ月が経ちました。建物北側では外壁に大きな穴が空いているのを確認できます。
「神宮前駅西ビル」解体の前回投稿はこちら
躯体もかなり低くなってきました。解体工事は順調に進んでいるようです。
工事は駅の機能を維持しながら進められています。
今後の解体スケジュールや解体後の動向についての詳細は明らかにされていませんが、2023年までの名鉄の中期経営計画では、神宮前駅の西街区を「おとなの行きたいまち」をコンセプトに開発を進めることが明らかにされていて、なんらかの大規模開発が進められることは確実なようです。
年間700万人ー以上が訪れる熱田神宮の玄関口。駅の北側に広がる神宮前商店街でも地元関係者などが主体となって再開発構想を打ち出しているなど、大きなポテンシャルを秘めています。今後の動向に目が離せません。
神宮前商店街再開発構想についてはこちら
神宮前駅西ビル解体工事のその後についてはこちら