先端が切り取られ・・・モニュメント「飛翔」の撤去作業が本格開始
名古屋駅前の駅前ロータリーのシンボル、モニュメント”飛翔”。リニア駅の開通に合わせた駅前広場整備を進めるため現在撤去作業が始まっています。
撤去作業が始まって一ヶ月あまりとなりましたが、”飛翔”の周りは白いパネルで覆われました。
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よくみると先端部分が切り取られているのが確認できます。いよいよ本格的に撤去作業が始まりました。
超高層ビルが次々と建設され、近年、急速に人通りが増えている名駅周辺。ただ一方で、駅前空間が狭く、駅前広場の再整備が検討されるようになりました。
今回の飛翔撤去は、この駅前広場再整備に向けた準備段階の工事になります。
上は駅前広場整備後のイメージ図です。現在のロータリーの真ん中あたりまで広場がせりだし、広い敷地が確保されています。駅前の回遊性も高まり、ミッドランドスクエアや大名古屋ビルヂングなど、名駅通りを挟んだ迎い側に大きなプラスの波及効果をもたらしそうです。
そしていま一つ。”飛翔”のその後についても気になります。当初はささしまエリアの高架下への移転が検討されていましたが、高さ制限に引っ掛かったため、ひとまず港区の市有地に保管されるということです。長く名駅の”顔”ともなっていたモニュメントだけに、なんとか”第二の人生”となる場所を見つけて、移転先がなく撤去されるだけという結末だけは避けてほしいものです。
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