解体進む旧「オンワード樫山名古屋支店ビル」建物は半分程度まで 2022年5月
中村区名駅南4丁目。名駅通りを挟んだ「ささしまライブ21」の向かい側で進んでいる「旧オンワード樫山名古屋支店ビル」。前回投稿から一ヶ月半あまり。工事は順調に進んでいるようです。
地上14階建て。スタイリッシュなデザインで、新幹線で東京方面から名古屋駅に入るときに、まず、目に飛び込んでくるような大きな存在感があるビルでしたが、解体が進み躯体は往事の半分程度にまでなりました。
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ビルは2001年竣工。まだ20年あまりしか経っていない新しいビルですが、オンワード樫山は資産の流動性を上げるため固定資産を売却する方針のようで、この名古屋のビルも住友不動産に売却した上で、オフィスの機能を向かいの笹島にあるグローバルゲートの20階に移転しました。このため建物の解体は土地と建物を購入した住友不動産が行っていて、再開発も住友不動産の手で進められていることになりそうです。
報道によりますとビルの売却は65億円。つまり住友不動産は65億円の先行投資をして土地と建物を購入したことになります。再開発についての情報は依然ありませんが、大きな投資額を回収するためにも大規模な再開発となるのではないかと思います。今後の動向に注目したいと思います。
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