躯体は最上階に・・・「柳ケ瀬グラッスル35」(高島屋南地区再開発)建設状況 2022年4月
岐阜市の柳ケ瀬商店街の南側で、地元の地権者などでつくる組合が進めている再開発事業「柳ケ瀬グラッスル35」(高島屋南地区再開発)。躯体は最上階にまで伸びていて、工事は最終段階に入っています。
地上35階建て、高さ132メートル。1、2階は商業施設、3階は市の健康運動施設、5階以上は総戸数335戸の分譲マンション「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」が入ります。
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上の写真は岐阜駅前からのもの。岐阜駅前からみてもその存在感が大きいことを確認できます。場所は岐阜市の中心部柳ケ瀬商店街の南西。かつて「肩と肩がふれあう」ほどの人出(ひとで)の多かった商店街ですが、街の基幹産業だった繊維産業の不振、大型ショッピングセンターの郊外進出、駅前再開発による街の中心部の移動など様々な要素が影響し、かつての賑わいを失っているのが現状です。駅前の再開発により、街の中心が移動する様子は、名古屋の名駅と栄の関係にも少し似たところがあるのかもしれません。
今回の再開発では、分譲マンションだけでなく商業施設などの集客施設も入る予定です。かつて全国にその名をとどろかせた「柳ケ瀬商店街」復興の起爆剤になることを期待したいです。