スタートアップの雄「スタメン」が本社移転・・・笹島高架下木造オフィスが始動 2022年3月
中村区下広井町一丁目。名駅地区の南側で2017年に”まちびらき”をした「ささしまライブ21」の入り口の高架下で、JR東海グループの名古屋ステーション開発が手掛けている木造オフィスが完成しました。
前回投稿から5ヶ月空いてしまいました。前回投稿時は一部で木造の骨組みが組まれ始めたばかりといったところでしたが、あっという間に完成しました。
笹島高架下オフィスの前回投稿はこちら
建物には大きな窓も施されているほか、外階段なども設置されています。高架下の薄暗いイメージを完全に払拭しています。
完成した新オフィスには、名古屋市に拠点を置くITベンチャーの「スタメン」が移転してきました。
写真では少しわかりづらいかもしれませんが、移転を祝って贈られてきた胡蝶蘭などの花が中に飾られているのが確認できます。スタメンはオンラインサロンなどに活用される「FANTS」と、社内のコミュニケーションを円滑にするサービス「TUNAG」の2つを柱としているスタートアップ企業で2016年に設立されたばかりですが、設立からわずか5年で社員は70人前後にまで増えていて、さらなる業容拡大を睨んだ移転となるようです。
撮影時は建物の前の歩道も整備中でした。現地の看板には工事期間が「3月15日まで」となっていますので、現在は歩道が完成しているかもしれません。
十数年前まで広大な“空き地“でしたが、徐々に街に賑わいが出てきている「ささしま地区」。地区内にはあおなみ線の「ささしまライブ駅」があるだけで、交通の便がやや貧弱ではあるものの名駅至近という立地は、まだまだ大きなポテンシャルを秘めていると思います。今後の変貌が楽しみです。