いよいよ建設開始・・・「第2名古屋三交ビル」2022年2月
中村区名駅3丁目。桜通りから一本北に入ったところで、三重交通グループホールディングスと三重交通不動産が新たなオフィスビル「第2名古屋三交ビル」の開発計画を進めています。
計画地には過去、結婚式場の「THE GRAND CREER(ザ・グランド・クレール)」と三交不動産が管理する自走式の立体駐車場がありました。当ブログで同再開発を取り上げるのは7か月半ぶり。前回投稿時では、既存施設の解体がほぼ終了したとこでしたが、先月(1月)下旬には起工式も行われ、いよいよ建設工事が開始されました。
第2名古屋三交ビルの前回投稿はこちら
現場では杭打ち機が稼働しているのが確認できます。順調に基礎工事が始められているとみられます。
「第2名古屋三交ビル」は地上14階、地下1階。高さ59.95メートル。事務所、店舗、駐車場などが入るオフィス中心の複合高層ビルです。
総事業費は約95億円。一足早く2020年春に開業した「名古屋三交ビル」(地上16階、地下1階。高さ73.85メートル)の総工費は50億円。「第2名古屋三交ビル」は「名古屋三交ビル」と比較して一回り小ぶりなビルになりますが、総事業費は約2倍にのぼります。自社ビルを建て替えた「名古屋三交ビル」とは異なり、「第2名古屋三交ビル」はクレールの土地を買収したとみられ、その用地買収費用が総事業費を押し上げているのではないかとみられます。いずれにしても2つのビルの建設で一気に145億円の投資をしたことになり、三重交通グループにとっては、ある意味社運をかけた一大投資といえるのかもしれません。
完成は2024年春。当ブログでは、今後も定期的に工事の様子をお伝えしたいと思います。
「(仮称)第2名古屋ビル」のその後についてはこちら