名駅西口・・・2棟の河合塾旧校舎が解体 2021年11月
リニア名古屋駅の建設のため、名古屋駅周辺では西口、東口とも大幅なビルの移転と解体が進んでいます。超高層ビルが立ち並ぶ東口とは異なり、雑居ビルの多い西口で最大の解体・移転となっているのが河合塾の校舎です。河合塾は今年(2021年4月)、新キャンパスの「河合塾名駅校」をオープンしました。
地上11階、地下1階。高さ52.19メートル。”積み木”のようなユニークな外観で、はやくも西口の”名物ビル”の一つになっているような気がします。この「新名駅校」では、東大・京大・医進館コースの「旧名駅校」と、名大難関大コースの「旧名古屋校」が一つになりました。このため新名古屋校のオープンで、「旧名駅校」と「旧名古屋校」の2つの校舎が”お役御免”となりました。
このうち「旧名古屋校」の校舎では、解体が進み躯体が半分程度にまでなっています。「旧名古屋校」は2012年竣工の比較的新しい建物でしたが、ちょうどリニア名古屋駅の建設用地にあたるためわずか9年で解体されることになりました。
新名古屋校の北隣「旧名駅校」の解体も順調に進んでいるようです。こちらも躯体が半分程度にまでになっています。
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旧名駅校は、リニア名古屋駅建設に伴う移転用地としてJR東海所有の土地となっているようです。跡地がどうなるかについての情報は現状ありませんが、今後の動向を見守りたいです。
名古屋駅は西口も東口もあちこちで槌音を聞くことができ、リニア開通がもたらすインパクトがいかに大きいかを改めて思いしらされます。
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