“エスパシオ”と”コンラッド”・・・2件の高級ホテル建設に県と市が20億円ずつ補助

“エスパシオ”と”コンラッド”・・・2件の高級ホテル建設に県と市が20億円ずつ補助

高級ホテルの誘致のため愛知県と名古屋市が進めている「高級ホテル立地促進補助事業」。スイートルームが全体の5%など一定の条件を満たすホテルの建設に、補助金が拠出される事業です。この「高級ホテル立地促進事業」に建て替えにより建設される「エスパシオナゴヤキャッスル」と、マリオットグループのハイグレードブランド「コンラッド」の進出が予定されている栄角地の再開発「錦三丁目25番街区市有地活用事業」の2つが適用されることがこのほど決定しました。2つの事業には県と市からあわせて20億円の補助金が出されます。

エスパシオホテルナゴヤキャッスル

老舗高級ホテル「ホテルナゴヤキャッスル」の建て替えにより新築されるホテルです。

エスパシオナゴヤキャッスル(愛知県発表)

地上11階、地下2階。高さ45メートル。ナゴヤキャッスルは現在、興和グループの傘下になっています。名古屋城のお堀端につくられる新ホテルは”お城”を強くイメージしたと思われる外観で、訪日外国人客などに人気となりそうです。”エスパシオ”は興和がハワイで展開しているホテルに冠された名前で、ハワイのホテルは日本円で一泊50万円程度する部屋ばかりの”超高級”ホテルです。「エスパシオナゴヤキャッスル」も全室スイートルームになるということで、これまでに名古屋にはなかったグレードの超高級ホテルになりそうです。

現場では、旧ホテルの解体工事の最中。新ホテルのリニューアルオープンは2024年度の予定です。

(8月28日 撮影)

ホテルナゴヤキャッスルの建替工事の現況(2021年9月現在)についてはこちら

錦三丁目25番街区市有地活用事業

「錦三丁目25番街区市有地活用事業」は、広小路通を挟んだ三越向かいの”栄角地”を中心に、200メートル級の超高級ビルを建設する計画です。

錦三丁目25番街区市有地活用(愛知県発表)

三菱地所、日本郵政不動産、中日新聞、明治安田生命相互保険などが参画しているこの計画。当初は36階建てと発表されていましたが、ここ最近の報道によりますと「地上40階以上」などとなっていて、全体の計画が大型化したとみられます。

低層階にパルコが運営する商業施設、中層階にオフィスがはいり、10階~11階と31階~40階に、マリオットグループ(追記:マリオットではなくヒルトンの誤りです。)の超高級ブランド”コンラッド”の名前を冠するホテルが入る方向で最終調整が進んでいるようです。

2022年着工、完成は2026年の予定です。

「高級ホテル立地促進事業」が適用されるのは、今回の2件を含めてあわせて3件になります。もう1件は矢場町に建設中の「TIAD」です。

厳しい渡航制限がされ訪日外国人客はほぼゼロといった状態が続いていますが、世界的にみても、いまや日本は”行きたい国”の上位に挙げられるようになりました。今後、制限が徐々に緩和すれば、再び日本に多くの外国人の方が観光に訪れるのではないかと思います。こうした超高級ホテルが名古屋市内にも次々にできることで、多くの方が充実した名古屋でのステイを満喫できるのではないでしょうか?

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