旧第三銀行名古屋支店 跡地は13階建てのオフィスビルに 2021年9月
中村区名駅5丁目。合併による統廃合により、店舗の閉鎖、解体工事が進んでいた「第三銀行名古屋支店」。現地では解体工事が終わったようです。
前回投稿から3ヶ月が経ちました。旧支店の解体工事は完全に終了し、現場には広大な更地が広がりました。建物がなくなり、改めて敷地が意外と広いことに気づかされました。
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敷地は大和ハウス工業に31億円で売却されたことが明らかになっていましたが、跡地は、大和ハウス工業が再開発ビルを建設するようで、現場にはすでに建設予定看板が建てられました。
地上13階、地下1階。高さ59.10メートル。地下鉄桜通線の「丸の内駅」と「国際センター駅」の間、正直、「名古屋駅」からも1キロ圏内にある好立地で、正直、もう一回り大規模な再開発も期待しましたが、2階建ての低層の銀行の支店が、地上13階のビルに変わることを考えると、土地の高度利用が大きく進んだといえ、”よし”としなければいけないのかもしれません。
大和ハウス工業は、こここらやや北東にいった伏見通り沿いの滋賀銀行名古屋支店跡地ので再開発ビル「(仮称)中区丸の内一丁目PJ」の建設も手掛けています。
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名古屋の街の中心部には、現在でも多くの低層の銀行の支店がありますが、地方銀行の再編や、いわゆる”フィンテック(金融のIT化)”の進捗で、都心の銀行支店が徐々に減ってくる可能性があります。今後、こうした金融機関の跡地で、再開発計画が進むケースが増えるかもしれません。
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