躯体工事が一気に進捗 「愛知海運」新社屋建設工事 2021年8月
港区浜2丁目。名古屋港ガーデンふ頭から数百メートル北へ上がったところで進められている「愛知海運」の新社屋建設工事。前回投稿からおよそ3ヶ月。工事は大きく進捗しました。
新社屋は地上6階建て。躯体はすでに最上階まで達しています。3ヶ月前の前回投稿時は、ちょうど基礎工事が終わり躯体工事に入ったところといった感じでした。わずか3ヶ月で、一気に躯体が最上階まで伸びたことになります。
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現在の社屋は、新社屋の建設現場から江川線を挟んだ東側にあります。現社屋は地上4階建てのこじんまりした建物。新社屋の建設により、社屋は大きくグレードアップします。
公式HPによりますと、愛知海運は来年(2022年)4月に創立80周年を迎えるということで、新社屋の建設は、創立80周年プロジェクトの一環として行われているということです。
2020年度の総売上は160億円。経常利益は7億100万円にのぼる中堅の海運会社です。純資産は91億円にものぼっていて、超堅実経営の会社といえそうで、新社屋の総事業費は70億円にのぼりますが、経営に影響を与えることはまずなさそうです。
コンテナ不足による世界的なコンテナ運賃の高止まりを受け、図らずも海運業界はいま好景気の真っ只中という報道も散見されます。私自身海運業界に詳しいわけではありませんが、愛知海運の業績もおそらく好調なのではないでしょうか?新社屋完成とともに、大きく飛躍して名古屋のウォーターフロントをより盛り上げてくれることを期待したいです。
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