みなとアクルスに新たなマンション計画 「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルスガーデンスクエア」建設開始 2021年8月
地下鉄名港線の「港区役所」と「東海通」の間。旧東邦ガス港明工場と旧東海理化港工場跡地で進められている大規模再開発「みなとアクルス」。大型商業施設「ららポート」を核にした港区随一の再開発事業です。この「みなとアクルス」で新たな大型マンションの建設がはじまりました。
「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルスガーデンスクエア」。地上10階建て、総戸数238戸の大型マンション計画です。目視では詳しいことはわかりませんが、工事はおそらく基礎工事から躯体工事に移るところといった感じではないでしょうか?
敷地の東側では先行して去年2020年7月に「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルス」(地上10階建て、総戸数265戸)が完成して、すでに完売しているようです。「ガーデンスクエア」は、同規模の大規模マンションをもう一つつくる計画になります。
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先行して建設されている「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルス」では、マンションの建設地に盛り土がされているのが確認できます。
2011年の東日本大震災後、港区は津波のリスクがあるとして住宅地の下落などが顕著だった地域です。ただ、名古屋市が出しているハザードマップなどによりますと、港区で津波が来るのはほとんどの地域が地震発生から2時間以上経ってから。津波の高さも最大クラスの地震がおこったとしても、ほとんどの地域が2メートル以下であることが想定されています。適切な対処さえとれば、住人に人命に関わるようなリスクはほとんどないのではないかち思われますが、おそらくマンションは津波を想定して少し高台に建設しているのではないかと思われます。「ガーデンスクエア」でも同様の措置がとられるのではないでしょうか?
「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルスガーデンスクエア」は2023年3月に入居が開始される予定です。大幅に計画が遅れているもののみなとアクルスには、新たな建物が建設されキッザニアが進出してくる予定です。港区は名古屋市内でもいまいち都市化の波に乗り切れていないと言わざるを得ませんが、街のウォーターフロントとして潜在的な成長力は市内でもっとも大きいものがある気がします。こうした大規模再開発が、周辺に大きな波及効果をもたらすことを期待したいです。
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