名古屋駅から北東へ1キロほどの徒歩圏内。ノリタケの本社工場跡地「ノリタケの森地区計画」。住宅地区では三菱地所レジデンスなどが開発をすすめる大型マンション「ザ・パークハウス名古屋」の建設がすすんでいます。
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敷地の西、名駅通り側から。第一工区のマンション3棟(「ブリリアントスクエア」「センタースクエア」「ディライトスクエア」)はすでに最上階に達しており、突然、巨大な壁が出現しました。
敷地北側から。一部でシートが取り外され外観がお目見えしました。白を基調としたシンプルな外観です。
「ザ・パークハウス名古屋」は三菱地所レジデンス、野村不動産、三菱商事都市開発が進めている大規模マンション開発で、地上19階建てのマンションが4棟建設されます(総戸数462戸)。名駅南地区で長谷工グループの総合地所などが開発を進めている「NAGOYA the Tower」(総戸数 435戸)とともに、名駅地区最大級のマンション開発になります。
建設は第1工区の3棟(ブリリアントスクエア」「センタースクエア」「ディライトスクエア」と、第2工区の「アベニュースクエア」に分かれて進んでいて、第1工区は2022年1月下旬、第2工区は2月上旬に入居が開始される予定です。第2工区のアベニュースクエアも躯体工事が始まっているのを確認できます(写真手前)。
2020年10月に第1期、2021年3月に第2期の販売を開始しました。第1期では200戸が売り出され、最高倍率17倍(平均2.1倍)の応募があったようです。また第2期は、最高倍率4倍(平均1.5倍)の応募があったようです。応募状況は、”そこそこ”といったところでしょうか?
第一期の申込登録者の傾向は、居住地が愛知県内が68.4%、うち名古屋市50.4%です。愛知県外は、31.6%となっており東京都が12.6をのぼったということです。多くは投資用、もしくはセカンドハウスとしての購入かと思いますが、リモートワークが一般化するなか、名古屋出身で、東京に勤務している人からも複数の応募があったようです。
名駅徒歩圏内で、リニアが開通すれば東京の都心に一時間弱でアクセスできる好立地となります。生活コストも東京と比べると断然低く、今後、名古屋を生活の拠点にうつし、時々東京に出勤するという人の新たな需要が生まれるかもしれません。
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