早くも 次なる計画が始動!? 「市営城北荘」建て替え工事 2021年2月
地下鉄「名城公園駅」東側。北区名城2丁目で進んでいる「市営城北荘」の建て替え工事。1961年から1972年に建設され、老朽化が著しい21棟の市営団地を順次建て替える一大事業です。先行する2棟が完成しました。
写真奥の建物がA棟(10階建て110戸)、手前がB棟(9階建て114戸)です。撮影したのは2月13日で、まだ建物の周囲にはカラーコーンがおかれるなど工事は完全に終わっていませんが、工事予定は2月26日までで現在は、すでに工事が完全に完了しているものと思われます。
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2棟が完成する一方で少し南にいったところにある旧団地にも変化がみられました。
かなり年季が入った建物です。注目すべきは、団地の入り口のところに立てかけられた立て看板です。
立て看板には「城北公営住宅 建築概要」と書かれており、地上7階建て。高さ21.800メートルとあります。
通りに面した一階部分には、いくつか商店が入居していますが、みた感じほとんどの店舗がすでに退去しているようにみえます。
看板の「工事着手時期」の欄には「令和4年3月1日」とあります。まだ一部の部屋には入居者がいるようですが、おそらく先行して完成した2棟などへの転居を促していて、転居完了後に解体作業に入るのではないでしょうか?
順次、建て替えが進む市営「城北荘」。栄や名駅などの都心で次々に起こる再開発事業と比較すると地味な事業でありますが、こちらも息の長い一大事業であることは間違いありません。今後も注目していきたいと思います。
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