名古屋フコク生命ビル 跡地は16階建ての大型ビルに 2021年2月
中区丸の内一丁目の桜通り沿い。老朽化によるビル解体の発表後、跡地利用について注目されてきた「名古屋フコク生命ビル」の再開発の概要が明らかになりました。開発を進めるのは、清水建設、富国生命、清水総合開発の3社。地上16階建てのオフィスビルが建設されます。
ビルの高さは明らかになっていませんが、16階ということを考えるとおそらく80メートルほどになるのではないでしょうか?外観は名古屋の街並みに着想を得た碁盤の目状のデザイン。自動車を主たる移動手段とするテナントにも考慮し、1階から3階には完全自走式の駐車場も設けられるということです。
開発コンセプトは「多様な働き方に応えるオフィス」。人と建物をサポートするAI(人工知能)やIot(モノのインターネット)技術の導入等により、ニューノーマルの働き方に対応したオフィス空間の創出を目指すということです。
現地では旧ビルが白のパネルに覆われ始め旧ビルの解体工事がはじまっています。旧ビルの西側の駐車場も閉鎖されています。当初、予想されていたとおり、再開発にあたっては、隣の駐車場との一体開発となるようで、敷地面積は4,189㎡にのぼる、かなり大型のオフィスビルになります。
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名古屋フコク生命ビル
新「名古屋フコク生命ビル」は、旧ビルが解体後の2021年10月に着工予定で、2024年1月に竣工予定です。久しぶりに明らかになった大型開発事業。今後、定期的に現地の様子をリポートします。
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