名駅の南へ一キロほど、ささしま地区で、JR東海が新幹線の高架下に木造オフィスを建設する予定であることを、このほど日本経済新聞が報じました。
日本経済新聞によりますと、新たなオフィスの名称は「笹島高架下オフィス」。帝人が開発した炭素素材と木材のハイブリッド素材を活用してつくられる新感覚のオフィス。新素材は従来の木材より軽くて強度が高いということです。
木造オフィスはここ最近かなり注目を集めており、全国各地で建設が進んでいて、名古屋でも丸の内二丁目地区に、航空宇宙分野での設計などを手がけるタマディック(東京都新宿区)が東海地区の拠点として建設中の名古屋ビルが、木造ビルとなります。
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以前、このブログでも指摘させていただきましたが、以前「都心最後の宝の山」とまで言われささしま地区の再開発ですが、交通が若干不便であることもあり、再開発自体がやや中途半端になってしまっている印象を受けます。
笹島活性化には幻となっている地下鉄東部線や、JR、名鉄の笹島新駅の設置などの交通網の整備が不可欠だとは思います。まだまだ大きな潜在能力を秘めた地区だけに、官民一体となってさらなる飛躍に尽力してくれることを期待したいです。
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