丸の内に木造オフィスビル 「タマディック名古屋ビル」建設はじまる 2020年7月
中区丸の内二丁目。地下鉄丸の内駅の北東ブロックで、新たなオフィスビルの建設がはじまっています。
工事がはじまってあまり経っておらず、現在はまだ基礎工事の段階です。
地上8階建て。木造のユニークなオフィスビルです。設計を手掛けるのは、世界最大級の木造建築物「スウォッチ・オメガ社」(スイス・ビール市)などの建築物を手掛けている坂茂氏。鉄骨の代用品として木材を使うのではなく、”木造だからこそ”実現できる意匠が用いられるということです。
タマディックは自動車や航空機の開発や設計などを行うエンジニアリングの会社で、本社は東京都新宿区。自動車や航空機の設計が業務の主軸だからなのだと思いますが、名古屋が第2の拠点となっているようです。名古屋で自社ビルを建設するのはおそらくはじめてで、新ビルには総務部や営業推進部など本社管理機能のほか、航空・宇宙産業部FA・エレクトロニクス事業部の一部が移転する予定で、名古屋の機能が大幅に拡張するようです。
完成は2021年11月。それほど大きなビルではありませんが、完成すれば目を引く建物になりそうです。
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