地下鉄名城線の「名城公園駅」の南。愛知学院大学の名城公園キャンパスで建設されていた新校舎が完成しました。
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新校舎は地上10階建て高さ44.742メートル。愛知学院大学名城公園キャンパスは、大学の都心回帰の流れのなかで2014年に開校。これまでキャンパス内に高層棟が一棟建っていました。キャンパスの南側は当初、中国領事館が建設される予定でしたが、地域住民などの反対により計画が頓挫したため、愛知学院大学が買い取り、今回のキャンパス拡張となりました。
愛知学院大学は現在9学部16学科。学生数1万2,000人を誇る県内でも有数の総合大学です。今回のキャンパス拡張により、名城公園キャンパスには経済学部、経営学部、商学部、法学部の4学部の機能がすべて集結する一大拠点になります。
撮影日は5月11日。緊急事態宣言発令中です。本来であれば新校舎の共用開始は先月4月からですが、休校が続いていてキャンパスには学生の姿はありません。大学のHPによりますと、6月から一部施設の使用を徐々に進めていくようです。
ここより少し北側の敷地では、名古屋造形大学(小牧市)も2022年の移転を目指し新校舎を建設中です。
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これまで、公務員住宅が立ち並ぶだけの、無機質な一帯だったこの地域ですが、一気に華やかな学生街に変貌しそうです。