東京オリンピックまであと1年に迫りましたが、名古屋ではその6年後の2026年に「アジア競技大会」が開催予定。今後、このアジア大会に向けた施設整備が本格化します。
愛知県はこのほど、アジア大会の中核施設となる新愛知県体育館の概容を発表しました。
新愛知県体育館は現在、名古屋城二の丸にある愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)を、北側の名城公園野球場の場所に移転新築する形で整備されます。
工期は2022年度からの3年間。アジア大会の前年の2025年に完成予定です。
広さは現体育館の2.5倍。基本計画によりますと大相撲やフィギュアスケートの国際大会で1万1,000席。バレーボールやバスケットボールで1万5,000席を確保することが可能だということ。有明アリーナや横浜アリーナなど、国内最大級のアリーナに匹敵するような規模となります。
現体育館(ドルフィンズアリーナ)では7日から、大相撲名古屋場所が開催予定。大相撲開催を告げる太鼓やぐらも整備されています。この現体育館で大相撲を楽しめるのも、今回を入れてあと6回になります。古くは日中関係をか改善させた「ピンポン外交」の舞台ともなった歴史もある体育館。新たな歴史を刻むため大きく変貌します。
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