2027年のリニア開業を控え、名古屋市が1月、名駅前の再整備の方向性を示した「名古屋駅駅前広場の再整備ブラン(中間とりまとめ)」を公表しました。
プランでは東側、西側ともに名古屋駅前の整備の基本的な方向性が示されていますが、特に注目したいのは西側エリア(通称、新幹線側)の整備です。
若干見づらいですが、画像下側が名古屋駅の西口です。画像の上部にあるニッセイ名古屋駅西ビルというのがビックカメラが入っているビルです。注目すべきは「広場」と書かれている左右の「建築物」と書かれている部分です。プランでは「駅前広場と建築物の一体的な空間活用の検討」と書かれていますが、各紙報道によるとここに超高層ビルが一本ずつ建つようです。画像で確認する限り、超高層ビルが建つのは下の写真のあたり。
北側超高層ビル予定地の真下の地下あたりに、リニアのホームができる予定地です。建物の高さがどれくらいになるのか全くわかりませんが、それほど広い用地でもないので、最大限に頑張ったとしても200メートル弱ぐらいではないでしょうか?
市の有識者会議などでは、ニッセイ名古屋駅西ビル(ビックカメラが入居しているビル)も再開発の対象とすべきとの意見も出ているようです。
これまで東側に比べて開発が立ち遅れてきた名古屋駅の西側も、リニア開業を契機に大きく変貌しそうです。
一方の東側ではリニアに向けて名鉄の再開発も始動します。数年後には名古屋駅周辺で大型クレーンが何本も動いている風景がみられそうです。
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