リニア開業を前に名古屋中心部のビジネスホテルの建設ラッシュは止まりません。江川線と錦通りの交差点をやや栄方面にいったところでもビジネスホテルが一つ建設中です。
ホテルニッコースタイル名古屋。地上13階、客室数191の中規模ビジネスホテルです。
フィットネスジムなども完備されるようですが、最大の特徴について公式ホームページではホテルゲストと地域の人が集いつながる「コーミュナルロビー」だとした上で、「イベントエリアでは名古屋固有の文化や歴史を体験できるように、地元の食材を使った料理イベントや名古屋の食文化について学ぶワークショップ、地元ミュージシャンによるライブ演奏を行う予定」と書かれています。
正直どんな感じのものなのか?具体的にわかりませんが、一ついえることはビジネス客だけを相手にするのではなく訪日客など観光客の誘引に力をいれているホテルなのではないかということです。
2027年にリニアが開通した場合、名古屋が東京から完全な日帰り圏になるので、ホテル需要はなくなるともいわれますが、成田、羽田ともに飽和状態にあるなかで、リニア開通によりセントレアが首都圏第3空港の機能も併せ持つ空港になることが容易に予想されます。
昨今続く名古屋のビジネスホテル建設ラッシュは、こうした日本の玄関口として名古屋が再評価されている証左なのではないでしょうか?
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