建て替えが決まっている栄の中日ビルが31日にいよいよ最終日を迎えます。閉館目前の様子を取材しました。
すでにほとんどの店やオフィスが退居していますが、閉館を惜しむ大勢の人が訪れていました。


ロビーからエスカレーターを上がった2階、かつては中日タウンという商業施設がありましたが、1月31日に終了していて、シャッターが降りていました。
高度成長時代真っ只中の1966年に建設され、以後、栄のランドマークのひとつだった中日ビル。ミュージカルや演劇などの有名講演が多数行われてきた中日劇場もあり、名古屋の文化発祥の中心でもありました。ロビーには、寄せ書きコーナーもあり、たくさんの人が思い出を書き込んでいました。

中日ビルは2019年の秋以降、解体工事がはじまり、解体が終わった2020年度から新しい中日ビルの建設が開始。完成は2024年度と、5年間かけて建て替え工事が進められます。

中日ビルディング建て替え計画
かなり息のながい建て替え工事ですが、栄地区復活の象徴ともいえる事業です。これからも推移を見守り続けたいです。
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