栄のど真ん中に、ほとんど手付かずのまま残されていた通称「栄角地」。戦前は日銀名古屋支店のあった場所ですが、空襲で焼失し、未利用のまま残されており、「都心最後の一等地」と言われてきました。
このほど土地の所有者の名古屋市と大丸松坂屋が共同で開発することで基本合意し、高層ビルを建設することとなりました。
これまでに明らかになっている計画によりますと、大丸松坂屋グループが所有する隣接地と一体開発するとのこと。
市は、土地の売却も検討していますが、大丸松坂屋と共同開発をする民間事業者を公募とすることで、開発に名古屋市の意見を反映するということです。
開発業者が決まってからじゃないと、具体的な計画は見えてこないと思いますが地下街と接続すること、映画館などのアミューズメント施設を備えることが市の開発条件となっています。
また各報道によると、地下二階から地上三階は大丸松坂屋が商業施設を展開するそうです。
19年度には開発業者が決定され、2024年に完成予定。
場所柄、この計画が動けば、連鎖的にいろいろな再開発が起こる可能性もありまさに栄地区再開発の起爆剤になりそうです。
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